たびのもと。
回顧録:スイスで想定外のホームステイ
アフリカの最終出発地は『エチオピア:首都アディスアババ』
ここからエジプト航空で、カイロ経由スイスのジュネーブに発つことにしました。
スイスには同業種のドイツ人の友人がいて、彼女に会う為にスイスへ。
ジュネーブの空港へ降り立った時の自分と自分の持ち物の『汚さ、黒さ』といったら。。。
アフリカでは全く気づきませんでしたが、ヨーロッパ、それもスイス。。。で他の人たちと明らかに違う空気を醸し出していた私。。。
(昔21歳頃、中国を1ヶ月旅したときに洗濯をしてくれた母に『嗅いだこともないような匂いがするんだけど。。。といわれたことをそのとき思い出しました笑)
焦った私は空港のショッピングモールで、キレイな手提げバッグを購入しました(汗)
久しぶりに食べたマクドナルドのセットが1,000円近くしたことに非常に驚きながら『Rolleロール』という街へ。
アフリカで刺激を受けてきた分ヨーロッパではがつがつたびをしたい。。。と思わず、友人に会いながら最終目的地へ進んでいこう。。。という気持ちで、のんびりしていました。
友人はスイスで住み込みをしながら働いていました。
彼女のところに泊まることは出来ないので、私の為に宿を取ってくれました。
(友人の住所を何気なく聞いたら、『Chateau de Vincy...』といっていました。これって『城』ってことですよね?!気づいてびっくり!世界的に有名な建築家さんの家に住み込みしていたようです!!)
ロールという街はとっても静かで、特に何を見るというところもなく、友人と待ち合わせして『ローレンス』という街に移動。
そこで、はじめて知った『Nespresso』のカフェで、素敵なコーヒーを頂きました♪
そして盛り上がる女子トーク!!
友人は世界中を旅しながら働いていて、ドイツ語、英語、スペイン語、そして今フランス語の勉強中。
いっぱい刺激を受けて予約してくれていた宿に行くことに。
指定された場所に行ってみると。。。
玄関なし。。。看板なし。。。
あれ??
必死になって探していると家の中から人が!!
「今日○○さんから紹介されて宿を予約したものですが。」
すると。
「あれ?聞いてないよ?今はシーズンオフだから宿やってないんだよ。」
との返事が
えぇ〜!!!
アフリカではこういうときなんとかなっちゃうもんだけど、ヨーロッパなんてわからいよ〜。
どうしよう。。。
途方に暮れた私を見て宿主さんが
「困っているなら、どこか泊まれるところを探してあげるよ。」
といろんな場所に電話してくれることに。
そして見つけてくれた場所が
『一人暮らしのおばあちゃんが住むお家』でした。
おばあちゃんのお家は、カントリー+北欧調のインテリアで、綺麗にお花が飾ってあったり手編みのドイリーが飾ってあったりととっても素敵な雰囲気。
私を娘さんが使っていたというお部屋に案内してくれました。
スイスの方、とっても優しくて良かった
素泊まりで一泊約6000円位でしたが、朝や夕方になるとおばあちゃんが軽食に誘ってくれました。
そこで頂いたパンやコーヒーがどれほど美味しかったことか。。。!!
おばあちゃんは80歳くらい?
もちろんフランス語で英語は喋れませんでした。
今までアフリカで頑張って喋ってきたフランス語で必死にコミュニケーションをとりました。
きっとフランス語を喋る最後のチャンス。
このはちみつも美味しかった〜
寝る時間までずっと喋って、一生懸命おばあちゃんも私の話聞いてくれて、
見ず知らずの旅人にとっても優しくしてくれたおばあちゃんのおかげで、スイス滞在が本当に貴重なものになりました。
スイス、滅多にいく機会はないかもしれないけど、このおばあちゃんとの温かい思い出は、絶対に忘れない大切な思い出になりました♪
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